カワラバトとドバトの生態|知って納得、有効な駆除方法や対策ご紹介

カワラバトとドバトの生態

ベランダや洗濯物が汚れる糞害に困っていたり、鳴き声がうるさくて悩んでいたりする人の中には、本気で鳩の駆除を検討している方もいらっしゃることでしょう。しかし、駆除したいからといって、不用意に手を出さないようにしてください。

基本的に、街中で見られる鳩は『ドバト』といいます。『カワラバト』が改良された種類です。そんなドバトは、鳥獣保護法によって守られています。鳥獣保護法の対象になっている動物を、許可なく駆除してしまうと、罰則を与えられるおそれがあるのです。

そのため、「ドバトの糞害がひどい……」「営巣されているのか、鳴き声が耳障りで仕方ない……」といった悩みを抱えている方は、駆除するなら正しい方法でおこないましょう。また、鳩の被害を回避するためには、鳩が寄ってこないような予防策を講じることも大切です。それらに関してこの記事でご紹介いたしますので、ぜひご一読ください。

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目次

ドバト・カワラバト・キジバトは日本原産ではない

国内でよく見かける鳩は、基本的に『ドバト』と呼ばれる品種です。ドバトは『カワラバト』という品種を、飼育しやすいものに改良したものが、野生化したものになります。

カワラバトの原産は地中海沿岸地域になるため、それが改良されて生まれたドバトも、国内産とはいえないでしょう。また、国内には『キジバト』という種類も生息していますが、この種類も日本原産ではありません。原産はユーラシア大陸東部とされています。

ここでは、国内に生息しているけれど、じつは日本原産ではない鳩たちの基本的な情報についてご紹介いたします。鳩に関する知識を増やすことに、ぜひお役立てください。

ドバト(カワラバト)・キジバトの生態

ドバト(カワラバト)とキジバトの生態について、以下に詳しくまとめてみました。

ドバト(カワラバト)
繰り返しになりますが、ドバトという種類の鳩は、厳密には存在しません。種類としての正式名称は、カワラバトです。ドバトとは、人が飼育していたカワラバトのうち、逃げて再び野生化したものをいいます。日本国内では、江戸時代には輸入されていたそうです。

体色や模様は、一般的に羽に黒いラインが2本入っていて、全体が黒色や白色のものが多いですが、個体差はあります。しかし、共通している点もあります。それは胸元に入っている『赤色のライン』です。ちなみに、くちばしの色は黒に近い灰色をしています。脚は暗い赤色のものが多いです。

日本国内では、北海道から沖縄まで、全国規模で生息しています。商業地や住宅街といった街中でも多く見ることができ、ビルやマンション・橋といった人工物に営巣します。

キジバト
ヤマバトという別の呼び名をもつ種類です。その名からわかるとおり、自然の多い山のほうをメインに生息していますが、昨今は街中でも見かけることが増えたとされています。とはいえ、ドバト(カワラバト)と比較すれば、街中にいるのは少数です。

体色は雌のキジと酷似しています。的確に説明することが難しい色合いですが、紫が若干混ざっているような灰色といってよいでしょう。羽や背中はいくつもの小さな半円を並べたような模様が入っていて、ウロコをもっているようにも見えます。

キジバトとの見分け方

ドバト(カワラバト)とキジバトの見分け方は、それほど難しくありません。見た目や鳴き声から、どちらなのか見分けることができます。

見た目の違い
ドバト(カワラバト)とキジバトを見た目で判断する際に、もっとも違いがわかりやすいポイントは、『胸元に赤色のラインが入っているかどうか』『ウロコのような模様があるかどうか』です。

胸元に赤色のラインが入っているものは、ドバト(カワラバト)と考えてよいでしょう。そして、ウロコのような模様が全身に入っているものは、キジバトと判断してよいです。

鳴き声の違い
ドバト(カワラバト)は、喉を鳴らしているように聞こえる特徴があります。キジバトはよく、もっとも鳩らしい鳴き声といわれます。文字にしてみると、ドバト(カワラバト)の鳴き声は『クック―』や『グルグル』、キジバトの鳴き声は『ポッポー』です。

卵からかえって巣立つまで

卵からかえったドバト(カワラバト)のヒナは、およそ20日で巣立ちます。ほかの生き物と比べて随分と成長が早いです。その秘密は、親鳥が与える『ビジョンミルク』というものになります。

人間の場合でも、母乳の栄養価は極めて高いとされていますが、このピジョンミルクも非常に栄養が豊富なのです。栄養満点のものを与えられるため、ヒナは早く大きくなり、巣立つことができます。

鳩はどうやって冬を越すのか

鳥類の多くは、寒くなってきても活動を続けます。ドバト(カワラバト)も同じです。冬になると、「鳩が減ってきたな……」と感じることはあっても、見かけなくなることはありません。活発に動くことはなくなりますが、巣の中でジッと暖かくなるのを待っています。

冬に見かける鳩は、ほかの時期と比べて丸々としています。けれど、ほかの生物に見られるように、寒くなる前にたくさん食べて肥えたわけではありません。全身の羽毛を活用して空気を多く取り込み、体温を逃げにくくしているのです。

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うかつに手は出せない?鳩の被害と個人でできる対応策

うかつに手は出せない?鳩の被害と個人でできる対応策

ドバト(カワラバト)を駆除したいと思っても、勝手に手を出してはいけません。ドバト(カワラバト)が『鳥獣保護法』で守られた存在だからです。

鳥獣保護法とは、国内に生息している生物を保護することや、猟銃などの使用を制限することを目的として制定された法律になります。法律であるため、破ればもちろん罰則を受けなければなりません。環境省の公式サイトを閲覧すれば、さらに詳しくわかります。

ここでは、鳥獣保護法の保護対象であるドバト(カワラバト)によって悩まされているときに、自分でできることについてご紹介いたします。ぜひ試してみてください。

ベランダに卵が!でも処分すると違反となる

ベランダにいつの間にか鳩の卵があったとしても、勝手に処分してはいけません。卵とはいえ、鳥獣保護法の対象になるからです。「卵だし、どうせ捨ててもバレないでしょ……」といった感情が芽生えたとしても、自治体などの許可なく捨てることは絶対にやめてください。1年以下の懲役または100万円以下の罰金に処されるおそれがあります。

卵を見つけたときは、まず自治体に相談してみるとよいでしょう。しかし、自治体に話を聞いてみても対処法がよくわからない場合や、自分で触ることに抵抗がある場合は、鳩の駆除を請け負っている業者に相談することをオススメします。

「鳩の駆除なんて、どこの業者がやっているの?」「検索してみたら想像以上に多くの結果がでて、どこが一番早く来てくれるかわからない……」などの悩みに直面したときは、ぜひ弊社にご連絡ください。最適な業者を、多数の加盟業者の中からご紹介いたします。

鳩が寄りつきにくい家にしよう

ドバト(カワラバト)やキジバトも、鳥獣保護法で守られている生き物です。そのため、ベランダや屋根裏などに一度営巣されてしまえば、もう勝手に駆除することはできません。自分でやるにしても、自治体の許可をとるなど、かなり厄介です。

そのためにも、日ごろから鳩が寄ってこない家にしておくとよいでしょう。以下が自力でもおこなうことができる対策法です。ぜひ試してみてください。

スパイクを並べる
スパイクとは、いくつものトゲが並んでいるアイテムです。そうしたトゲの生えたアイテムを、鳩がよく降り立つ場所に隙間なく並べてみましょう。鳩に「ここは落ち着けない!」と思わせることができたら、もう寄ってこなくなります。

ただし、トゲが硬いものは使わないようにしましょう。鳥獣保護法は、殺処分するだけでなく、故意に傷つけることも罰則の対象としています。鳩を傷つけないための、柔らかい素材で作られたものが市販されているため、それを使うとよいでしょう。

忌避剤を使う
鳩が苦手とするニオイや味の忌避剤が、いくつも市販されています。とくにオススメなのは、ジェルタイプのものです。ジェルタイプは、そこを踏んだ際に、脚にくっつきます。ニオイや味だけでなく、触覚という点でも、鳩に不快感を与えられるのです。

ネットやワイヤーを張る
鳩は必ず外からベランダの内へと入ってきます。そのため、ベランダを囲うようにして、目の細かいネットや、何本ものワイヤーを張ることで、鳩が入ってこないようにしましょう。手すりから天井にかけて、ネットやワイヤーで囲うのですが、少しでも隙間があいていると鳩は入ってきてしまうので、隅から隅まで張り巡らせるようにしてください。

鳩対策に効果的なネットやワイヤーは、ホームセンターやネット通販で購入できます。鳩対策と商品名に入っていなくても、目の細かいネットや、鳩を傷つけることのない素材でできたワイヤーなどであれば、代用することは可能です。

道具を揃えることができたら、あとは丁寧に作業をおこなうだけになります。ただし、ベランダでの作業は転落などの危険もあるため、注意しましょう。少しでも作業に不安を覚えた場合は、業者におこなってもらうことをオススメします。

鳩が与える人への被害

平和の象徴とも呼ばれる鳩ですが、人に悪影響をおよぼすおそれはあります。ベランダによく訪れるようになれば、干した洗濯物に糞や羽が付着して汚れてしまったり、鳴き声に悩まされるようになったりすることでしょう。休憩場所として利用されるだけでなく、もし営巣なんてされてしまえば、糞害や鳴き声被害はさらにひどいものになります。

また、鳩による人への被害には、ふたつの感染症も考えられます。『クリプトコックス症』と『鳥インフルエンザ』です。以下で少し詳しく解説いたします。

クリプトコックス症
カビの仲間である『クリプトコックス属真菌』が原因の感染症です。鳩とこのカビのつながりは、鳩の糞にあります。このクリプトコックス属真菌は、鳩の糞をエサにするのです。肉眼で見ることはできませんが、鳩の糞にはこのカビがたくさんいると考えられます。

人への感染経路は、口や鼻です。乾燥した糞が粉末状になって宙に舞い上がり、それを吸い込んでしまうことで発症するケースが多いとされています。とはいえ、仮に発症したとしても、健全な生活を送っている大人の場合は、深刻な症状もでることなく治ってしまうことが多いようです。

ただし、小さなお子さんや、免疫力が低下している人は、発熱や頭痛・嘔吐などの症状がでる危険性があります。最悪の場合は、脳髄膜炎を起こすこともあるようです。

鳥インフルエンザ
ドバト(カワラバト)を含む、多くの鳥類の体内に存在しているウィルスが原因の感染症です。人へ感染することはほとんどありませんし、今のところ日本国内では感染者はでていません。しかし、海外では何人も発症しているため、注意したほうがよいとはいえるでしょう。人が発症すると、突発的な発熱や結膜炎といった症状があらわれると考えられています。

クリプトコックス症も鳥インフルエンザも、鳩の糞や体液などが原因です。感染しないためには、糞や羽毛はこまめに掃除するようにしましょう。勝手に掃除できない場所にも、鳩の糞はたくさん落ちているため、そうしたところへ行くときはマスクを着用するとよいです。

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鳩のトラブル!相談先と駆除にかかる費用について

鳩のトラブル!相談先と駆除にかかる費用について

「糞や鳴き声がひどい……」「感染症もあると聞いたし怖い……」そういった悩みがあっても、鳩を勝手に駆除することはできません。たとえ自宅のベランダであっても、鳥獣保護法で守られているため、卵のひとつさえ処分してはいけないのです。

鳩の被害から健全な生活を取り戻すためには、駆除を認められている人たちを頼ることをオススメします。『保健所』『自治体』『駆除業者』に相談すれば、適切な処置をおこなってくれることでしょう。ここでは、そうした頼りになる人たちについて、ご紹介いたします。

保健所や自治体がおこなってくれること

保健所や自治体でも、場所によっては対処をおこなってくれる場合があります。しかし24時間年中無休で引き受けているわけではないですし、人手不足などの理由もあって頼んだとしても即座に対応してくれない可能性が高いです。

とはいえ、相談しないで勝手に「役所の対応って遅いだろうな……」「対応してくれなかったら、話した時間が無駄になっちゃう……」というような判断を下すことはやめておきましょう。保健所も自治体も、基本的には地域に暮らす人たちのために仕事をしてくれます。鳩トラブルだけでなく、困ったことがあれば一度は相談してみるとよいです。

アフターケアは大切!おすすめ業者の選び方

どういったトラブルの解決であれ、おこなってくれる業者の選び方には一定の基準があります。鳩の駆除業者を選ぶときも同様です。以下がそのポイントになりますので、それらを満たしている業者に依頼しましょう。

  • 駆除や対策の方法が法令を守っている
  • 施工について事細かに説明してくれる
  • 見積りや現地調査を無料でおこなってくれる
  • アフターケアが充実している
  • 豊富な実績がある

ドバト(カワラバト)を含め、鳩の駆除は、事前に必ず自治体の許可が必要です。業者の中には、許可をとらずに作業するところもあります。駆除を依頼したら、現場までやってきた業者に対して、まずは許可をとったかどうか、ちゃんと確認しましょう。そのあと、作業を始めてもらってください。

鳩対策では、ジェルタイプの忌避剤を塗ったり、ネットやワイヤーを張るために壁にビスを打ち込んだりする場合もあります。そうした施工によって、ベランダの床に消えないシミができてしまったり、壁がひび割れを起こして雨漏りが起きたりといった事故も、珍しくないことです。

そういったトラブルを少しでも減らすために、どういった意味でその施工をおこなうのか、納得がいくまで尋ねましょう。少しでも納得のいかない点があれば、その業者には施工を依頼しないことをオススメします。

どういった施工が必要なのかは、実際に現場を見なければ判断できないものです。そのため、いきなり駆除や対策を依頼するのではなく、まずは現地調査や見積りを依頼するとよいでしょう。現場をプロの目で見てもらって、駆除の必要性や方法の説明をちゃんと受けたあと、見積りを出してもらう流れにすることで、初めて提示された費用に納得できるはずです。

ドバト(カワラバト)などの鳥類や、その他の害獣の駆除や対策は、1回おこなえばその後もずっと安心してよいわけではありません。1回で済むことに越したことはないですが、相手は生き物です。ネットやワイヤーを食い破られることもあれば、罠を回避する方法を学習する可能性もあります。

また、台風や地震といった天災で、ネットやワイヤーが外れてしまったり、ジェルなどの忌避剤や罠が取れてしまったりすることも十分に考えられます。

そのため、アフターケアもしっかりとおこなってくれる業者がよいでしょう。『施工後に効果が見られない場合は無料で違う対策をおこなう』『施工や対策に問題があった場合は、数年間であれば無償で再度おこなう』こういった保証があるところは安心できます。

まとめ

ドバト(カワラバト)を含め、鳩に悩まれている方は、できるだけ早く自治体や駆除業者を頼りましょう。鳩は鳥獣保護法で守られているため、許可なく駆除すると罰則を受けるおそれがあるからです。卵を捨てたり、巣を撤去したりすることも、やめておきましょう。

鳩がベランダなどで営巣していない状況であれば、市販されているアイテムを使って鳩対策をおこなってもよいです。ベランダをネットやワイヤーで隙間なく囲って入ってこられないようにしたり、忌避剤やスパイクを置いて安全な場所でないと思わせたりすることで、鳩が寄りつかないようになります。

「大量の鳩がベランダに来て、糞や鳴き声がひどい……」「巣があって困っている……」という場合は、自分でやれることはありませんので、先述したとおり頼れるところを頼りましょう。とはいえ、自治体はすぐに連絡できても、自分に合った駆除業者を自力で見つけることは容易ではありません。鳩の駆除をおこなっている業者は、全国にたくさんあるからです。

自力で駆除業者を選べないという場合は、ぜひ弊社にサポートさせてください。多数の加盟業者の中から、ご相談内容の解決に最適な業者をご紹介いたします。お電話お待ちしております。

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