石川県内には平成25年時点で520,300棟の住宅があり、そのうち93,200棟がマンションなどの非木造共同住宅となっています。全住宅数に対する割合はおよそ18%ですから、全国の平均値よりはやや低めの数字です。それでも10万棟近いマンションで生活をしている県民は相当な数に達しています。全国のコンクリートマンションで近年大きな問題となっているのは、ハトによる糞尿の被害です。ハトはマンションのような高い建物を選んで巣を作る習性があるのです。特に高層階のベランダやエアコン室外機、換気扇フードの中などには、巣作りとして最適な隙間が数多くあります。そのような狭い場所は、カラスや猫といった外敵からヒナや卵を守ることができます。ハトは非常に旺盛な繁殖力を持っています。多いときは1年に5回以上も卵を産むと言われ、1回に2個の卵を産んでヒナを育てます。育ったヒナは半年ほどで繁殖できるようになるため、次々と数が増えていくのです。ハトの糞にはさまざまな細菌が含まれています。最も懸念されるのはクリプトコッカス症と呼ばれる日和見感染を起こす菌で、体力の弱い乳幼児や高齢者が感染すると危険なケースもあります。他に食中毒の原因となるサルモネラ菌やボツリヌス菌、ウイルス性の病原体が含まれている可能性もあります。被害対策としては、防鳥ネットや忌避剤など市販の鳩よけ商品の使用が挙げられます。しかしながら鳩は決まった場所にしつこく戻ってくる性質があるので、素人ができる駆除方法には限界があります。鳥害対策を専門としているプロに任せた方がより確実に駆除できます。全国でも石川県を含む北陸地方は鳩による被害の比較的少ない方ですが、近年は県内でも鳩の数が増えています。石川県エリアで駆除を実施する業者も「鳩110番」に加盟していますので、鳩被害対策の際にはご利用ください。飛来した鳩がベランダなどの隙間に入り込めないよう、工事を施工してもらった方が高い駆除効果を期待できます。
車の屋根に鳩のがあり困っていると、お客様よりご相談をいただきました。車は車庫に止めているそうで、巣の中から雛の声も聞こえるとのことでした。見積り日については相談して決めるとおっしゃっていました。
事務所の軒下の穴に鳩が巣をつくっているとのお問い合わせをいただきました。届かない場所にできているとのことでした。まずは電話にて料金と方法を知りたいとおっしゃっておりました。